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【新宿系ファッション】ホストのファッション平成30年史と最新のトレンド-「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」

 
「ホストのファッション」と聞いた時、どのような印象を抱くだろうか。
実際歌舞伎町を歩いてみると白や黒のスーツスタイルのホストはほとんど見かけないが
未だにその印象をお持ちの方もいるだろう。
今回はホストファッションの平成30年史と令和のホストファッションについての変遷をまとめてみた。
ぜひ最後までご覧いただきたい。

【社交ダンスのための服装】80’sスタイル

リーゼントにタキシードスタイルが必須だった

ホストクラブが誕生したのは1965年にオープンした「ナイト東京」だが、最初は「女性のための社交ダンスクラブ」であり、キャストは「講師」という形だった。
そして社交ダンスを踊るのでリーゼントに正装がマスト。
しばらくはこのフォーマルスタイルが続いた。

【サラサラロン毛ヘアー】90’sスタイル

キムタクや渋カジブームがロン毛スタイルを牽引した

江口洋介、木村拓哉、竹野内豊などの台頭により90年代にはサラサラロングヘアが巷では流行になった。
当然ホストのファッションにもロン毛スタイルは取り入れられた。

ファッションは当時渋カジや裏原系等が流行っていたが、
ホスト業界においてはもちろんまだスーツスタイルの店しかなかった。
スーツスタイルの特徴としては00年代ほど派手な装飾があるわけではなく
ビジネスマンのオーソドックスなスーツスタイルをやや崩したようなスタイルが多い。

【ガイアが俺にもっと輝けと囁いている】00’sスタイル

ギャル男ブームが到来

99年 Men’s eggの創刊に伴い梅田直樹、JOYなどのカリスマギャル男が出現。
一躍ギャル文化がメンズにも広まり渋谷センター街がギャル男だらけになる社会現象も起こった。
ホストもギャル男の影響を強く受け、スジ盛りヘアスタイルが流行した。
ホストスーツもスワロフスキーのボタンやゴツいシルバーのベルトなど
装飾が派手になっていった。


そして2003年にMEN’S KNUCKLE(G-STYLE)が創刊した。
MEN’S KNUCKLEはモデル全員を歌舞伎町ホストから起用するという画期的な試みが行われた。
「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」
「愛に生き、愛に死ぬ。それが孤高のファンタジスタ」
などの挑発的なコピーも話題になった。


そして城咲仁などのタレント進出するホストも登場。
それによりホストブームが到来。
世間にホストクラブの存在が広く知れ渡ることになる。

【スーツから私服が主流に】10’sスタイル

ネオホストが現れた

当時ホストの出勤時のスタイルは
スーツに盛り髪というのが常識だった。
しかし2010年頃から私服スタイルで出勤するネオホストが登場。
他にもネオホストの特徴として
・酒をあまり飲まない
・盛り髪をしない
などが挙げられる。
服装の系統としては
お兄系
オラオラ系
サロン系
などが中心であった。

そして10年代後半になると
VETEMENTS,BALENCIAGA,Supremeなどのブランドが人気に
ハイテクスニーカーやビッグロゴTなどストリート、スケーターファッションの傾向が色濃く現れた。

【万人受け】20’sスタイル

清潔感がキーワード、ドレスライクなファッション

ファッショントレンドがカジュアルからドレスに移行するに伴い、ホストのファッションもドレススタイルに回帰していく。
とはいえもちろん過去のホストスーツのようなものではなく、あくまでトレンドライクなややオーバーサイズなセットアップやシャツスタイルが散見される。

ホストの服装は世間に徐々に浸透し
「ホストファッション」から「新宿系ファッション」というカテゴリの認識に変わりつつある印象。
ホストという職業においても
ROLANDなどの出現により再び注目を浴びた。

これらの変遷をまとめると
フォーマルスタイルから始まり、そこから独自のホストファッションとしてのスタイルを確立していったが
また徐々に世間にも受け入れられやすいスタイルへと進化していっているのがわかる。
これからどういう進化を遂げるか、ぜひとも注目していきたいところだ。

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