1. トップ店舗紹介

全ホストの父、眠る。 故 愛田武名誉会長、お疲れ様でした。

 今や日本のホストクラブは800店舗を超え、日本のナイトエンターテイメントを支える一大産業へと発展しました。
その礎を築き上げたホスト界の帝王、愛本店の「愛田武名誉会長」が、2018年10月25日に急性肺炎で逝去いたしました。

愛田武名誉会長の生い立ち

 新潟生まれで19歳の時に家出同然で上京し、東京フランスベッドのトップセールスマンを経て防犯器具会社やかつら会社を設立したものの、28歳でホストクラブ「ロイヤル」に入店。

 ホストを始めて3年後の1971年には「愛本店」を創業し、現在のホストクラブのシステムの基盤を構築。当時は当たり前だったみかじめ料の制度などを拒絶、反社会勢力には決して屈することなく、歌舞伎町ホストクラブ協力会を発足し、ホストクラブ業界のイメージアップを常に考え行動しておられました。
 自らも率先して人気番組「マネーの虎」や「サンデージャポン」などのメディアに多数出演し、城咲仁(現在はタレント)を始めとする数々のカリスマホストを生みました。
 その人気ぶりと破天荒な人生は、映画やドラマの原作にもなり、日本中にホストクラブ「愛本店」の名を轟かせました。

告別式

 故・愛田武名誉会長の通夜及び告別式は、2018年11月4、5日に行われ、大好きだった金色で装飾された棺や、金色のグラス1338個のシャンパンタワーを建て、ホストキングの名に相応しい壮大な祭壇が用意されました。
 喪主は、弊社groupdandy高見翔会長が務め、芸能人やホスト業界の様々な人たち700名以上が弔問に訪れる中、愛田武という78年のホスト人生に幕を下ろしました。

弔いの言葉

groupdandy会長 高見翔

 武会長のおかげで今の私たちがいます。道を踏み外すしかない私たちに、大きな光を与えてくれました。武会長はホスト業界の、そして我々の父であります。
 武会長は日頃から、業界の発展、そして健全化を率先して行ってました。
 常に先頭を切って走っておられましたね。武会長、あとは私たちが一丸となり、武会長が描いておられたホスト業界に近づけるよう精進してまいりますので、どうぞごゆっくりお休みになってください。

愛本店専務 野口左近

 ホストという仕事の基盤を作っていただいた愛田名誉会長。これからは残された社員一同一つになって会長の教えを胸に日々の業務に取り組む所存であります。
 タケシ観光株式会社の社員代表としまして謹んで追悼の意を捧げ、合わせてご生前の業務に敬意を表しましてお別れの言葉とさせていただきます。

最後に

長きに渡る業界の牽引お疲れ様でした。
そして、今まで、ありがとうございました。

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